疑心暗鬼(ぎしんあんき)

疑いの心があると、なんでもないことでも怖いと思ったり、疑わしく感じることのたとえ。疑いの深さからあらぬ妄想にとらわれるたとえ。疑いの心をもっていると、いもしない暗闇くらやみの亡霊が目に浮かんでくる意から。
四字熟語

五里霧中(ごりむちゅう)

物事の様子や手掛かりがつかめず、方針や見込みが立たず困ること。また、そうした状態。五里にもわたる深い霧の中にいる意から。事情などがはっきりしない中、手探りで何かをする意にも用いる。
四字熟語

不易流行(ふえきりゅうこう)

いつまでも変化しない本質的なものを忘れない中にも、新しく変化を重ねているものをも取り入れていくこと。また、新味を求めて変化を重ねていく流行性こそが不易の本質であること。
四字熟語

初志貫徹(しょしかんてつ)

初めに心に決めた志を最後まで貫き通すこと。
四字熟語

手前味噌(てまえみそ)

大きな集団や組織の末端にいるより、小さくてもよいから長となって重んじられるほうがよいということ。
四字熟語

鶏口牛後(けいこうぎゅうご)

大きな集団や組織の末端にいるより、小さくてもよいから長となって重んじられるほうがよいということ。
四字熟語

漁夫之利(ぎょふのり)

両者が争っているすきに、第三者が骨を折らずにその利益を横取りするたとえ
四字熟語

画竜点睛(がりょうてんせい)

物事を完成するために、最後に加える大切な仕上げのたとえ。また、物事の最も肝要なところのたとえ。文章や話などで肝心なところに手を入れて、全体をいっそう引き立てるたとえ。▽「睛」はひとみ・目玉。転じて、物事の大切なところの意。一般には「画竜点睛を欠く」と用いることが多く、この場合は最後の仕上げが不十分で、肝心なところが欠けているため精彩がないことをいう。
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一朝一夕(いっちょういっせき)

きわめてわずかな期間、非常に短い時間のたとえ。ひと朝とひと晩の意から。▽「一朝一夕には…できない」のように、下に打ち消し表現を伴うことが多い
四字熟語

明鏡止水(めいきょうしすい)

明鏡止水 邪念がなく、澄み切って落ち着いた心の形容。 四字熟語 Japanese calligraphy 筆文字